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エゴグラムやOK図表を用いると、どのように人柄を理解できるのでしょうか。サンプルを詳しく解析してみましょう。
<エゴグラム>
全体としてはCP-NP、FC-AC間のラインが八の字をつくる山型の図形で、昭和40年代以降に生まれた世代に多く見られるパターンです。
<OK図表>
「わたしはこれでいい」、「あなたもこれでいい」という肯定的な対人姿勢を持っていることがわかります。グラフも大きく表れており、大きなエネルギーをもって人と関わりを持つことが特徴として読みとれます。
優しい両親のもとに愛情豊かに育てられ、自由で情感豊かな人柄を形成したことが読みとれます。天真爛漫、明朗快活な性格で、且つ人に対する優しさを兼ね備えています。対人関係においても自分、他者に肯定的な姿勢を持ち、自ら積極的に動いて対人関係を作っていきます。気分転換がうまく、ストレスを溜め込まないことも長所です。情感に流されると必要以上におせっかいや悪ふざけが過ぎてしまうことに注意が必要です。
<部下として>
マイペースで自由奔放な性格で、同僚と競いながら業績を上げていく環境には向いておらず、むしろ自由な環境でユニークなアイデアを生み出すような役割が向いています。職場のムードメーカー的な存在です。ただし管理が不十分だと調子に乗ってしまうなどの悪い点が助長されてしまうことがあります。相手の意見を素直に、冷静に聞き入れることが出来るので、こまめにフィードバックを与えていくことで長所が活きてきます。明るく良好な対人関係を築くことが出来るので接客などのサービス業のような仕事が向いているでしょう。
<上司として>
優しく、思いやりの気持ちがあり、面倒見も良いので、部下に労わりの気持ちを持って接することが出来ます。部下の失敗をかばったり、フォローをしたりと「優しいお兄さん」的な役割が向いています。相手の長所を褒めながら伸ばすことが得意です。ただし、先輩、指導員としては厳格さに欠ける点があり、また緊急時などに強力なリーダーシップを発揮するという点では課題があります。指導スキルとして強い指導を行っていくことを学ぶ必要があります。